遺り言

あなたに、遺りごとを綴ります。

紫の…

私を育ててくれた母の乳首は、

紫色だった。

 

恐ろしい肌の温度、

あの日、私はきっと本当の意味で

この世界を知ったんだ。

 

奥まで続く、

この世界のトンネルを。

 

 

大袈裟なんかではなく、

これまでの全てが、分からなくなった。